#エスペラントはみんなのもの。グーテンベルクオーケストラ社は英語雑誌「エスペラント ・カルチャー・マガジン」の商標申請を取り下げてください!
#エスペラントはみんなのもの。グーテンベルクオーケストラ社は英語雑誌「エスペラント ・カルチャー・マガジン」の商標申請を取り下げてください!
この署名で変えたいこと
Français, French, la franca, フランス語
English, Anglais, la angla, 英語
Esperanto, エスペラント語
※そもそもエスペラントって何?なにが問題なの?という方はコチラ。
私は中学生のころに「エスペラント語」を知って以来、自分の第2言語としてこの言語を学び、使いつづけています。これまで16か国からエスペラント話者を受け入れるなど、エスペラント語を使って多くのひとたちと交流をしてきました。エスペラント語は私にとってかけがえのないものです。
ところが去る2020年12月15日、『ESPERANTO』と名乗る “全編英語の雑誌” が発行されました。内容はエスペラント語とほとんど関係がありません。すぐに特許庁で確認すると、東京都中央区に本店がある株式会社グーテンベルクオーケストラ(以下GO社)がこの雑誌を、雑誌・電子書籍の分野で商標登録申請をしていると知りました。英語雑誌『ESPERANTO』の権利のために、同社は「ESPERANTO CULTURE MAGAZINE」(商願2020-136377)で商標登録申請をおこなっています。
エスペラント語は独自の言語です。英語雑誌が「ESPERANTO CULTURE MAGAZINE」を名乗り商標権を取得することは、文化盗用です。
エスペラント語の作者・ザメンホフは、1905年に「エスペラント語に関するすべての権利は全人類に属す」と言って、自らの権利を手放しました(ブローニュ宣言)。
このザメンホフの決断のおかげで、エスペラント語はあらゆるひとたちに開かれた言語として、1887年以来、133年間ものあいだ、世界各地の数えきれないほど多くの人たちによって使われてきたのです。
そもそも、現在世界エスペラント協会が発行している同名の全編エスペラント語雑誌『esperanto』は、すでに1905年に創刊され、現在でも世界中の読者に毎月届けられています。
GO社の商標登録申請に対する異議申立には期限があります。
この商標登録については複数の法律専門家が「世界各地のエスペラント運動に影響を及ぼしかねない」と懸念を示しています。
そこで今回、エスペラント語とその文化を守るためにこのキャンペーンを立ち上げました。
GO社は、エスペラント語を「だれのものでもなく、すべての人に開かれた言語」としたザメンホフの意思を尊重し、商標登録申請を取り下げてください。
また世界エスペラント協会と日本エスペラント協会は、エスペラントを「誰のものでもないからみんなのもの」としたブローニュ宣言と、この精神を守り続けてきたエスペラント運動の伝統を守るために行動してください。
私たちとGO社の応酬
- 2/8 「商標出願(商願 2020-136377)の取り下げ意向に関する公開質問状」
- 2/10 「株式会社グーテンベルクオーケストラ菅付雅信代表取締役社長より公開質問状への回答をいただきました」
- 2/14「グーテンベルクオーケストラ社からの回答を受けて新たな質問」
エスペランティスト団体の反応:
- 日本エスペラント協会とGO社の応酬
- 世界エスペラント教育者連盟(ILEI)の抗議声明
- スイスエスペラント会の抗議声明
- 北海道エスペラント連盟の抗議声明
- 世界医学者エスペラント協会による抗議ツイート
- 沼津エスペラント会からGO社に宛てた意見書3通
論 考:
- 埼玉エスペラント会HP・石川尚志氏「グローバル化とエスペラント」
- 東北大学大学院文学研究科・後藤斉氏「グーテンベルクオーケストラ社刊"esperanto"誌に対する違和感」
- note「エスペラントと題する英語の雑誌について(「発表前注釈」6/24)」
その他:
署名活動成功!
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意思決定者(宛先)
- 菅付 雅信 株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役
- Duncan Charters世界エスペラント協会会長
- 北川 郁子 日本エスペラント協会理事長
- 澁谷 尚幸 株式会社東急エージェンシー代表取締役社長
- 岡田 正志 東急不動産株式会社代表取締役社長